
地方創生「2.0」ってご存じですか?
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ユニフィットの社員が、担当プロジェクトの広告実績を紹介したり、日々感じていることなどを書き綴っています。またマーケッターが市場の動向を切り裂くフリーペーパー『MAiL』や世の中の(生活者の)トレンドやニーズ、価値観を把握し、広告制作へ反映するために行っている定量調査の分析も公開しています。
先日ニュースを見ていてオッ!と思ったことですが、2020年にプロジェクト構想を発表していた「ウーブン・シティ」のPhase1エリアの建築が完了したとのこと。
ウーブン・シティ(Woven City)は、トヨタ自動車が静岡県裾野市に建設中の実証実験都市で、2021年2月に着工し、東富士工場の跡地(約70万平方メートル)を活用しています。この都市は「ヒト中心の街」「実証実験の街」「未完成の街」をコンセプトに掲げ、自動運転車やAI、ロボット共存、スマートホーム技術など、最新の技術を日常生活の中で検証する場として設計されています。都市設計はデンマーク出身の建築家、ビャルケ・インゲルス氏が手掛けています。ちなみにウーブン・シティの名称は、トヨタグループの祖業である織機製造に由来し、「織り込まれた」という意味を持っているとのこと。
2025年には一部エリアでの実証を開始する予定で、将来的には他の企業も参加して約2,000人規模のコミュニティとなる計画だそうです。
富士山を間近にグレーホワイトの建築物が近未来感を演出するウーブン・シティ。モビリティやエネルギー、情報などの多様な要素が融合した未来の都市モデルとして、「持続可能でより安全で快適な暮らし」を創造するためあらゆる生活要素をつなぎ、技術が本当に人々の役に立つか…今後の実証実験に目が離せませんね。
子供の頃に見ていた本の中での未来テクノロジーが、コンピューターやスマホの登場で加速度的に発展した現在。、さらに街自体もどんどん発展していき、20年後の暮らし方がどう変化していくのか妄想はつきません。