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ユニフィットの社員が、担当プロジェクトの広告実績を紹介したり、日々感じていることなどを書き綴っています。またマーケッターが市場の動向を切り裂くフリーペーパー『MAiL』や世の中の(生活者の)トレンドやニーズ、価値観を把握し、広告制作へ反映するために行っている定量調査の分析も公開しています。

2024-11-25 MAiL コラム

WEB広告との向き合い方

「この広告何回出てくんねん」と心の中で舌打ちした経験、誰もが一回はあるのではないでしょうか。特にWEB広告はユーザーに邪魔なものとして認識されている印象ですが、直近ではどうだろうと思いいくつかアンケート結果を見てみました。

リンクアンドパートナーズの「WEB広告に対する意識調査」(2024年3月実施)とオリゾの「Z世代が記憶に残る広告に関する調査」を取り上げたいと思います。まず20~50代が対象の前者で「日常生活で表示される、WEB広告にたいして、どのような印象を持ちますか?」では、約51%の方が「ポジティブ」と回答し、その理由としては「新商品やサービスが発見できるため(58%)」「自身の趣味や興味にあう広告がくると嬉しいため(49%)」

となっています。意外にもネガティブではなく、広告がパーソナライズされているweb広告ならではのとらえ方になっています。ターゲティングの精度が上がったことなどが影響しているかもしれません。また、後者の「SNSを閲覧する中で、同じ広告を1日に何回見るとその企業や製品/サービスにネガティブな印象を持ちますか」という設問では、
約30%が「4~5回」と回答しており、「印象が悪いSNS広告の特徴」として、
「過剰な購買煽りがある(57%)」「表示頻度が多い(51%)」「表現が過剰(46%)」といったものが挙げられています。

逆に印象の良い広告の特徴としては、「短時間でインパクトがある(42%)」「クリエイティブのクオリティが高い(24%)」となっており、インパクトも紙一重、クリエイティブの良し悪しで印象が反転することを示唆するような回答です。あくまで、情報を収集するユーザーに「教えてあげる」ような押しつけがましくない広告、が求められていそうです。

AIでクリエイティブが大量生成されているような時代ですが、クオリティが低かったり大量に出稿しすぎるとネガティブな印象を与えてしまいそうで、web広告の難しさを感じます。

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横尾柾道

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