最近よく耳にする「マシンピラティス」は何がイイのか?
ただでさえストレスが溜まりやすい現代人。
コロナ禍以降さらに、
日常の生活リズムの激変から睡眠の質の悪さという問題が増えたようだ。
本文では今注目される睡眠の質改善のための業界の試みを探ってみる。
睡眠の質を意識する生活者が増加
2020年以降、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛やテレワークの推進などにより、生活者のライフスタイルが一変。在宅勤務などによる生活リズムの乱れから、生活者の健康志向を背景に日常生活においてのストレス緩和や質の高い睡眠へのニーズが高まっている。「寝ても疲れが取れない」「眠りが浅い」など多くの生活者が睡眠の質に不満を感じているようだ。その証拠に睡眠に関する投資額は年々増加傾向にあり、ここちの良い睡眠をサポートするためのマーケットも活気を帯びている。コロナ禍以降、睡眠の質を高める機能性表示食品をはじめ、食の分野でも「深い眠り」や「すっきりした目覚め」など快眠を訴求する提案が増加。話題になった「ヤクルト1000」もそのひとつで、品切れで入手できない事態になったことは記憶に新しい。快眠を意識した商品は、増加傾向にあり、図1のように届け出数が2018年度が42件に対し、2021年は148件と約3.5倍に増えている。いかに睡眠を重視する生活者が増えたのかが伺える.
睡眠の質にこだわったプログラムなどが登場
現代人は長時間のPC作業、寝る前の携帯、運動不足、様々なストレスで昼間だけではなく夜も交感神経が優位でいるために、脳が休まらず、深い睡眠が得られない状態が続いてしまう。そのため、フィットネスクラブやパーソナルジムでは専門機関とタイアップして、様々なプログラムを提供している。例えば疲労回復専用ジム ZERO GYMの「オンラインのパーソナルトレーニング、「睡眠fitness」」では医学博士との共同調査を行ったり、ヨガスタジオLAVAではブレインスリープ、プログラム開発を新たにし、「至福の睡眠ヨガ」というプログラムを提供している。少し前になるが、“瞑想プログラム”を、本格瞑想・マインドフルネスアプリ『Relook』と『アイレクススポーツ』が共同開発したりと、様々な取り組みがなされている。とかくストレスが溜まりやすい現代人。ストレスを軽減するニーズに合わせ今後益々、様々なプログラムや試みが提案されるだろう。
疲れやストレスがたまりやすい環境におかれている皆様!まずは自分と向き合ってみてはいかがでしょうか??
今後生活者のニーズに応えてますます進化するプログラムに注目です。