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ユニフィットの社員が、担当プロジェクトの広告実績を紹介したり、日々感じていることなどを書き綴っています。またマーケッターが市場の動向を切り裂くフリーペーパー『MAiL』や世の中の(生活者の)トレンドやニーズ、価値観を把握し、広告制作へ反映するために行っている定量調査の分析も公開しています。

2024-06-24 MAiL フィットネス

最近よく耳にする「マシンピラティス」は何がイイのか?

近年女性向けのフィットネスでよく耳にする「マシンピラティス」。ホットヨガに続いて国内シェアが伸びていますが、そもそもマシンピラティスとは何か。歴史と合わせてみていきたいと思います。

始まりは1920年?

ピラティスはジョセフ・H・ピラティス氏が1920年頃、リハビリのためのエクササイズとしてピラティス・メソッドと呼ばれるエクササイズ法を開発したのが始まりとされています。ピラティス・メソッドの基本原則を実践するために考案されたのが、ピラティス専用のマシンです。その原型は、ジョセフ・ピラティスが第一次世界大戦中の兵士のリハビリの為に病院のベッドなどを改良してピラティスマシンの原型の器具を考案したといわれています。その後、マシンは改良が加えられ、現在のマシンピラティスへと進化していきました。ピラティス氏が残した言葉に「10回やれば気分が良くなり、20回やれば身体が変わり、30回やればすべてが変わる」とあるように、けがや病気のリハビリに効果的とされるピラティスが、近年ではボディメイクに良いとされ人気が出ました。

日本での市場人気は・・・?

2,000年以降、アメリカでヨガ&ピラティスブームが起こりそこから日本にもピラティスが広まり始めました。2010年代中盤まではホットヨガが全盛で、LAVA社がどんどん店舗数を増やしている状態でしたが、「日本のヨガマーケット調査2017」によると日本におけるピラティスの実践者が増えてきており、ブームになってきているとの記載があります。その記載通り、その後2019年-2022年の間に一気にピラティスブランドが立ち上がり現在の市場まで成長しています。

今後さらに発展が予想

Research Nester Inc.(東京都台東区)が行った「ピラティスとヨガスタジオ市場 」に関する調査によると(2024 ― 2036年の間の予測期間について)よると、ピラティスとヨガスタジオ市場 の規模は2023年に約3250億米ドルと記録されています。また2036年末までに11210億米ドルを超えるとされています。市場の成長を促進する主な要因の 1 つは、ピラティスとヨガなどの習慣の利点に対する認識が高まっていることです。人々は、ストレス解消、柔軟性の向上、姿勢の改善、筋力の向上など、ピラティスとヨガの身体的、精神的、感情的な数多くの利点をより認識するようになってきています。
またマシンピラティスはリハビリ目的から始まった通り、運動の得意不得意に関係なくトライできるのがチャレンジしやすい最大のポイントと言えるでしょう。

最近重い腰を上げてマシンピラティスに通い始めました!個人的にジムでマシンを使うよりも筋肉へ正しいアプローチができている気がします。インストラクターさんに「ここの筋肉伸ばします~」って言われた部分が終わった後ちゃんと筋肉痛になり、これまで通ったフィットネス系の中で一番効いてる気がします。(あとは継続できるかどうか・・・)

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奥村麻梨子

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