最近よく耳にする「マシンピラティス」は何がイイのか?
コロナにより大きな打撃を受けたフィットネス市場。
次々と新店舗を展開する24時間ジムの実態に迫る。
その中でも今注目すべき、「chocoZAP」の戦略とは。
新店舗が続々開店中
世間の動向により、縮小を余儀なくされたフィットネス市場。最近ではやや回復傾向に見られるものの、当事者たちが負った経済的ダメージは軽いものではない。そんな中、都内を中心に数多くの新店舗を展開しているジムがある。RIZAP監修のセルフエステ&ジムの「chocoZAP」は、都内を中心に100店舗以上展開されている無人24時間ジムで、マシンだけではなくセルフエステマシンや店舗によってはセルフ脱毛、シュミレーションゴルフ等の機材を揃えており高精度の監視AIカメラを使って店内の安全を見守っている。
ダメージの残るフィットネス市場の中で、一見他社と変わらない「chocoZAP」が次々と新店舗展開に至る理由を探る。
↓ホームページはこちら↓
https://chocozap.jp/
他社との差別化
「chocoZAP」への入会及びマシンの予約はすべて公式アプリ上にて完結しており、店舗への入店もアプリ内QRコードから行うことが出来る。中にあるマシンはチェストプレスやレッグプレス等、基本的なマシン約10~15台に加え、有酸素運動の為のマシン、セルフエステマシン、セルフ脱毛マシン※、シュミレーションゴルフ※が備わっている。(※一部店舗に設置)他にも、アプリで自宅用エクササイズ動画の配信等、基本設備・サービスは他社とさほど変わらないが、最も大きな差別点となるのが服装と価格である。名前にもある通り、”ちょこっと”運動をテーマにしていることから運動嫌いの方や、仕事帰り等の利用を考慮し、普段着や革靴でのマシン利用を許可している。実際に平日の遅い時間に利用をしたところ革靴で筋トレをする方が何人も見られた。
また、価格という面で見ると月額2,980円(税別)で契約期間の縛り無し、と周辺の24時間ジムと比べると格安であり、ライトな層をターゲットにしていることが伺える。ジムは気になるけど手が出しづらいという方でもお手頃な価格である。さらに、友人を1人誘うごとに月額利用料が300円OFFされ、最大12か月・利用料0円にすることも可能である。ライトな層にとっては、知人を誘うことでジムに行くハードルが下がり、継続しやすい環境を作ることが出来る。また、特徴的な点としてはすべての店舗にシャワールームがついておらず、ライトな利用層にターゲットを絞っていることがわかる。
このように、既存のターゲット層を狙うのではなく、他の層のニーズやハードルを払拭していき、事業を展開していくのはこれからのフィットネス市場には大切なポイントなのではないだろうか。
RIZAPとはターゲットが異なることが 広告からも感じ取れる
私の周りでフィットネス初心者が何人も入会していて、
おそらく戦略通りにハマっており驚きました!