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ユニフィットの社員が、担当プロジェクトの広告実績を紹介したり、日々感じていることなどを書き綴っています。またマーケッターが市場の動向を切り裂くフリーペーパー『MAiL』や世の中の(生活者の)トレンドやニーズ、価値観を把握し、広告制作へ反映するために行っている定量調査の分析も公開しています。

2020-11-26 MAiL コラム

オンライン広告の新しい可能性⁉

観客がいてこそ盛り上がるスポーツ界では少しずつ無観客試合が主流になりつつあります。
今までは人が集まるスタジアムで広告掲載ができていたものが
別の工夫を考えなくてはいけなくなりました。
日本のみならず世界中で色々な施策が試されている中で、
つい最近バーガーキングが実施した、非常に面白い事例を紹介したいと思います。
彼らが着目したのはエレクトロニクスアーツ(EA)社が
出している人気サッカーゲーム「FIFA20」です。

ゲームの中に登場するチームは実在するプロサッカーチームなのですが、
同社はその中で一番下位に位置する無名の英国クラブ「スティヴネイジFC」のユニホームの胸に、
2018年よりロゴを掲出するスポンサー契約をしていました。
(下位リーグに所属をしており、無名のクラブなので、
ユニホームの胸広告も安価で済んだのです!)
同社は実際のチームのユニホームに自社ロゴを掲出=EA社のFIFAシリーズに登場する同クラブのユニホームにも、
バーガーキングのロゴが掲出されることに着目しました。
このFIFAのゲーム内でスティヴネイジFCを使用したユーザーに、
華麗なゴールを決めたらその動画をSNSに投稿してもらう
「スティヴネイジチャレンジ」を開始しました。
投稿と引き換えに、バーガーキングから各種特典がもらえるという
キャンペーンを実施しました。
その結果、安価かつ広範囲に、自社の宣伝広告をすることに成功しました。
(参照元/https://www.ejapion.com/default/29831/

バーガーキングは広告手法が面白くたまに論争を起こしますが、
学ぶポイントが多い会社だと思います。
内容的には日本だと無理だろうな~というのも多いんですけどね(笑)

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奥村麻梨子

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