Google Partners プログラム「パートナー」認定
まず、だいじなこと
今年のユニフィットの年賀状、
(激戦を勝ち抜き社内デザインコンペに勝利し
実は2年連続勝利していて、誰も「さすがですね」とか言ってくれないけど、
出しゃばってないでそーゆー時は若手に譲りなさいよ、とか
思われてないか心配ですが
最下位さんにご褒美ランチもご馳走になりまして、
調子に乗ってます)
デザインを担当したイノウエです。
昔は、デザイナーってのは
閃いてなんぼ、アイディア勝負、とか思っていたんですが。
こーゆー年賀状なんて100案くらい、ぽぽぽーん!って
出てくるもんだと思っていたんですが。
実際、天才肌ではないので
ぽぽぽーん!なんて作れないんです、わたしは。
年賀状だけではなく、進行プロジェクトにおいても、ですが。
で、どうするか、というと。
いいですか?
ハッキリ言うと。
ここ、大事です。
パクリます。
プロのパクリ屋になること
言葉のイメージが悪い。
インスピレーション!です。
まずは、インスピネタ集め。
最近はもっぱらインスタからの、インスピです。
で、集めている間に、
そこから連想されるコピーに入れたいキーワードとか
最近読んだ本からストックしてあるキーワードとかを組み合わせて
文字の量とか同時に進めていって。
と同時に 「社内コンペ」である、ということも忘れてはいけないのです。
今回のクライアントは、ユニフィットの社員。
ユニフィット社員に刺さりそうなビジュアルなのか、
一般的な年賀状におさまってしまってないか、という目線も必要です。
干支とあけおめ、では納得してくれないのが
うちの社員です。
一筋縄ではいかない、代理店脳なのが
うちの社員です。
わたしが「良い」と思ったものが
エッジが効いてるのか?
コピーとビジュアルが連動してるのか?
大量にもらう年賀状の中でインパクトを残せるか?
みたいな観点も忘れてならぬのです。
って作業を脳内で繰り返すと
年賀状くらいであれば、もう頭の中では仕上がってきます。
インスタで見つけたデザイン。ハートをモチーフにネズミをつくる。 って部分をパクってます。
自己満で終わってはならない
あとは、素材を作ったり、レイアウトです。
ネズミちゃんの目の位置によっては、全然ネズミに見えなかったりしたので
10パターンくらい作りました。
また、ハートのランダム加減に試行錯誤すること1時間。
あたまの中では出来上がっているものも
画面で作業し、原寸サイズで出力すると「あれ?」って事もあるので
原寸でも調整しながら、実作業は1.5時間くらいでしょうか。
たかが年賀状ですが、基本的に、
進行プロジェクトでも同じような流れで進行しています。
◎正々堂々パクる
◎かけ算する、引き算する
◎クライアント目線、生活者目線のフィルターをかける
自分のセンスなんて信じてません(笑)
(あ、他のクリエイティブメンバーは才能有るんで、自信持ってるはずです)
デザインが「できる」ことも大事ですが
デザインが「わかる」デザイナーでありたい、と思っています。
それをパクって、商品やサービスの魅力が最大限に引き出せているのか。
常に自問自答しながら戦っております。
お手元に届きましたか?きっとお年玉番号が当たっています!