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ユニフィットの社員が、担当プロジェクトの広告実績を紹介したり、日々感じていることなどを書き綴っています。またマーケッターが市場の動向を切り裂くフリーペーパー『MAiL』や世の中の(生活者の)トレンドやニーズ、価値観を把握し、広告制作へ反映するために行っている定量調査の分析も公開しています。

2020-01-30 MARKETING その他

ユニフィット広告ラボ1月号 効果があるのはどの媒体?

実はチラシは効果的。web広告は・・・?

広告業界では、「テレビCMは効かなくなった」「最近はweb広告優位」と言われていますが、実際はどうなのでしょうか。
客観的な視点で広告媒体を評価する為に、首都圏の20~60代に対して「購買行動に繋がった経験のある広告」についてのwebアンケートを行いました。

結果としては、「マスメディアは相変わらず強い」という印象です。
テレビCMにおいては50%近い人が購買行動に繋がった経験があると回答し、その他のマス媒体も概ね15%近い数字を出しています。

しかし、一方で「投函チラシ」が16%、「折込チラシ」に至っては30%近くと、テレビCMに次ぐ反応が見られ、電車内の広告やダイレクトメールに関しても15%弱という結果となりました。

対してweb関連の効果は全体的に10%前後。
web関連の広告に関しては、広告信用度調査でもあまり高くない結果となる為、興味を持ったとしても購入には至らないケースが一定数あると見られます。

年齢が高い程、広告に反応しやすい・・・?

この結果を、年代別で見てみると、広告の反応率が年代が上がるほど高いということがわかります。
上の年代よりも下の年代の方が反応率が高いのは「SNS広告」「youtubeCM」。
また、母数自体が多くないですが、「バス広告」も下の年代の方が反応率が若干高い結果となっています。

実際に「広告を見て購買行動に繋がった経験は無い」と答えているのも年代が下になるほど多くなります。
こうした結果を通してみると、今後広告自体はより年代が高い層を狙ったものになっていき、若い人たちに対しては別のアプローチが必要になっていきそうですね。

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中川陽平

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