ビジネスマネジメント内藤あずさ
\暑中お見舞い申し上げます/夏季休業のお知らせ
ユニフィットの社員が、担当プロジェクトの広告実績を紹介したり、日々感じていることなどを書き綴っています。またマーケッターが市場の動向を切り裂くフリーペーパー『MAiL』や世の中の(生活者の)トレンドやニーズ、価値観を把握し、広告制作へ反映するために行っている定量調査の分析も公開しています。
コンビニに行き、陳列された商品を見ていると毎日のように、「こんなの出たんだ」って商品ありますよね。
ビールやコーラなどの飲料メーカーなどは特に頻繁にみられるかと思います。
最近だと「サッポロ ビアサプライズ 至福のコク」というビールが私の家の近くだと多く陳列されています。
ちなみに飲みましたが結構美味しかったです。
しかし、「美味しそう!」となるのとは対照的に「こんなのって売れるの?」って思えるようなものも見かけたことはないでしょうか。誰もが思い浮かぶその代表格がガリガリ君だと思います。
最近はりんごヨーグルト味が新しく発売されていましたが、過去にはコーンポタージュ味・シチュー味・ナポリタン味など一見嫌悪されがちな味のものが発売されたりします。
「これっておいしいの? 売れるの?」誰しもが思ったはずです。気になって調べてみるとガリガリ君は「みんな王道よりも楽しい味を期待しいてるのではないか」という背景のもと作られたという記事があったりしました。
しかし更に調べていくとガリガリ君に限らず企業がこのような変わったテイストのものを発売するのは合理的な狙いがあるそうです。それは「美味しい」とならない人は「やっぱり王道が良いな」と思い、その後改めて王道商品を買うきっかけになるのだそうです。すなわち追及しているのはあくまで話題性であり美味しさではない。こう考えると戦略的ですね。マーケティングを勉強している自分としてはけっこう感心してスッキリできました。
中には勝負しすぎて逆にイメージダウンになり損害になってしまったものや、反対にカップヌードルシーフード味のように王道商品へと進化していった限定商品もあるみたいです。