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ユニフィットの社員が、担当プロジェクトの広告実績を紹介したり、日々感じていることなどを書き綴っています。またマーケッターが市場の動向を切り裂くフリーペーパー『MAiL』や世の中の(生活者の)トレンドやニーズ、価値観を把握し、広告制作へ反映するために行っている定量調査の分析も公開しています。

2022-12-26 MAiL コラム

ファイト一発!

肉体疲労時の栄養補給、滋養強壮などをうたい、実に多くの種類が販売されている栄養ドリンク。
年末年始の忘年会や新年会時期には、皆さん一度は飲んでいるのではないでしょうか?その栄養ドリンクですが、飲んでもあまり効果はないというデータがあります。

一体どういう事でしょうか?
栄養ドリンクは薬事法上、第2類医薬品、第3類医薬品、医薬部外品に分けられるようで、内容成分にはいくつか共通する特徴がありました。それは糖分とカフェインが含まれている事です。アルコールを含むものもあります。実はこれらが元気になる、パワーがみなぎるなどの感覚に作用しているらしいです。
アルコールの摂取で体温が上昇、血管が拡張したところへ興奮物質カフェインが作用し、さらに糖分が血糖値を上げると言う仕組みです。
しかし、いずれも一時的なものに過ぎず、アルコール、カフェインの依存症や急激な血糖値の上昇はむしろ体にとって害になるかもしれません…
また、「タウリン」という成分もよく聞くと思います。
タウリンはタコ、イカ、牡蠣などの魚介類に多く含まれるアミノ酸の1種らしく、心臓や肝臓の機能に効果があるといわれるタウリンにも、よく見られる1000㎎配合と言う言葉のマジックが使われています。
1000㎎、つまり1グラムですが、タコの足なら1本食べれば摂取できる量でそう聞くと意外に大したことが無い気がします。というか、全然大したことないですね(笑

栄養ドリンクに頼りすぎは良くないですよ、健康第一!

まあ色々調べると効果を瞬間的に感じさせる成分の仕組みや1000㎎など数字の見せ方でいかにも効果があるように作り上げられていることがわかりました。
薬でいうプラシーボ効果みたいなものなのかもしれませんね。

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内海幸弘

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